2015年4月7日、中國嘉徳香港2015春季オークションは大盛況のうちに幕を閉じ、総合落札金額が39億円を超えました。當オークションは中國書畫、中國20世紀および當代蕓術、青銅器、明式家具、磁器工蕓品を含め、多數(shù)の作品が落札されたと當時に、初めて高級腕時計の展示會も開催致しました。
2日間の下見會の中で、はじめに「中國二十世紀および當代蕓術」というテーマオークションが開催されました。このテーマオークションは東洋と西洋の蕓術が融合し、20世紀から現(xiàn)代にかけての美術史が見られます。総合落札金額が58820萬円になりました。
その中、最高落札価格となりました「榻」という作品は1999年に王懐慶が描いたのもで、15978萬円で落札されました。また、1959年に朱德群が描いた「構図第十六號」が14558萬円で落札され、草間彌生が描いた「かぼちゃ風物」が5148萬円で落札されました。その他、王濟遠が描いた「女人體」が見積もりの40倍ほどの497萬円で落札されたことは、この民國磁器蕓術家が今日でも認められ尊重されている証拠となるでしょう。
「震古爍今—沐文堂蔵中國古代青銅器」というテーマオークションでは、50點の青銅器が登場致しました。激しい競売を経て、総合落札金額が25318萬円に上り、落札率が96%になりました。その中でも、「戰(zhàn)國晩期錯銀神獣紋壺」が2130萬円で落札され、當テーマオークションにて最高価格となりました。その他、「商晩期—西周早期 饕餮紋簋」が1739萬円で落札され、「商晩期—西周早期 饕餮紋甗」が1331萬円で落札されました。
王懐慶 「榻」 15978萬円
「1間房—ベルギー侶明室蔵明式家具」というテーマオークションでは、白熱した雰囲気の中で競売が行われ、総合落札金額が82919萬円を超え、落札率が100%になりました。大変注目されていた「晩明黃花梨券口靠背ローズ椅六具セット」は46160萬円で落札され、「晩明黃花梨方角柜ペア」は31957萬円で落札されました。更に落札率が100%になったので、國際慣例に従い、最高栄譽を意味する白い手袋が競売人に授與されました。
晩明黃花梨券口靠背ローズ椅六具セット 46160萬円
當日最後のテーマオークションである「観古—磁器珍玩工蕓品」では255點の作品が集まり、総合落札金額が64979萬円になりました。當オークションにて最高価格になった「清雍正 斗彩芝仙賀壽図皿ペア」は8908萬円で落札され、「清乾隆剔紅春夏秋冬四季花卉紋四條屏一組」は見積もりの2倍ほどの8730萬円で落札されました。
清雍正 斗彩芝仙賀壽図皿ペア 8908萬円
中國嘉徳香港2015春季オークション中國書畫部門は4月7日に始まり、「観想—中國書畫四海集珍(一)」および「所濟彌遠—王濟遠書畫擷珍」という2つのテーマオークションに分けられました。総合落札金額は約16億円になり、落札率が82%になりました。その中でも、張大千が描いた「擬石溪溪山留客図」が26726萬円という最高落札価格で落札され、斉白石が描いた「紅線盜盒」は見積もりの28倍ほどの6592萬円で落札されました。
他にも、多數(shù)の書道テーマオークションの落札率が100%になりました。その中で、嚴復が書いた「楷書八言連」が見積もりの30倍ほどの1781萬円で落札され、曾國藩が書いた「行書七言連」が見積もりの34倍ほどの1069萬円で落札されました。
今回の特別テーマオークションである「所濟彌遠—王濟遠書畫擷珍」では、60點の作品が會場內および電話ビッドに登場し、電話ビッドの擔當者たちから次々と落札があがるビッドパドルを経ました。その結果、全作品が落札され、総合落札金額が9450萬円を超えました。こちらも落札率が100%になったので、中國嘉徳書畫部門マネージャーである郭彤女史が競売人の方民さんに「白い手袋」証明書を授與する形となりました。
王濟遠 牡丹 571萬円